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結納の服装と挨拶
結納の服装と挨拶
ご婚約が成立いたしますと、吉日を選んで、両家から御結納の取り交わしを行うのが本義でありますが、関西では婿方より嫁方へ贈り、嫁方はそれに対して受け書を差し出すというのが多い様です。
なお品数は奇数を吉例といたします。
◇結納は正式なご挨拶の儀式です。
何よりも大切に育ててこられた、家の宝ともいうべきお嬢さんをお嫁さんにもらい受けたいとお願いに上がるわけですから、正式なご挨拶はあって当然です。衣服を整えて、本当にきちんとしたご挨拶の品々を携えて、改まってお伺いするということ、結納は、そういう男性側から女性側への正式なご挨拶の形なのです。
結納のご挨拶というのは、二人を取り巻く社会生活を円滑にしていくために、親や家族、親戚、友人や知人の協力が必要です。そのために、よろしくお願いしますと、お互いに両家の親が本人たちをフォローしてあげるための縁結びといっていいでしょう。
◇結納の挨拶
結納当日は、なるべく午前中に先方へ到着する様にし、出迎え人があれば簡単な挨拶だけを取り交わし、定めの場所へ通り「お床御拝借致します」とお断りして持参の結納を飾ります。
女性側に結納をお持ちしての父親の挨拶は、「本日は佳いお日柄につきご婚約の印として結納の品を持参致しました。幾久敷御受納下さいませ」、と云う意味の口上を述べます。 答礼の言葉は誠に御叮嚀なるお言葉を賜りまして有り難うございます。 尚その上結構なる御結納の品々をくださいまして幾久しく受納致します。という意味の言葉を述べます。
◇結納の服装
結納当日の服装は、格式を重んじる場合は正式礼装で、本人はモーニング、振り袖、お仲人やご両親はモーニング、留め袖となにます。
略式の場合は本人は男性はダークスーツ、女性は和装なら振り袖や訪問着、洋服ならワンピースかスーツで、ドレッシーなものを着用します。お仲人は、男性はダークスーツ、女性は和服なら訪問着、色無地、付け下げのいずれか、洋服ならドレッシーなもので本人たちより華美にならないように、一段色を押さえます。 ご両親はお仲人の服装に合わせますが、両家とも同程度の服装になるように注意します。
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